そもそも私がキャリアコンサルタントを
目指すきっかけとなったのは、
就活生のキャリア支援をするために、
大学4年生の時に始めた
キャリア支援室のアルバイトでした。
自分の就職活動の体験から
就活生にアドバイスをしたり
面接のロープレをしたりなど、
業務はそれなりに充実していましたが、
中でもキャリアコンサルタントを
目指すきっかけになったのは、
学生があまりにも
親の言われた進路に従っているという
現実を知ったからです。
彼らは「親が大手企業に就職しろと言ったから」や、
「親に手に職をつけるよう言われたから理系に進んだ」など、
親に言われたことに素直に従っており、
そこに自分の意思があまりないように感じてしまいました。
その結果、自分の本意ではないと
就活に消極的になっている学生も
多く見受けられました。
このままではこの学生たちが親になった時、
自分の子どもに同じことを言って
選択肢を狭めてしまうのでは、
と危機感を覚えたのがきっかけです。